いつも優しいお顔の観音さまですが、今日はどう見えますか?
お顔の表情が違って見える時もありますよ^^
さてさてもうすぐ秋のお彼岸ですね。
日本のお彼岸は、平安時代からある風習で、春分と秋分の日をはさみ合計7日間あります。
何故、春分と春分の日がお彼岸なのかというと、どちらも真東から真西に太陽が沈む特別な日と関係していて、西方極楽浄土の進行と結びつくという考えと結びついています。
西方極楽浄土というのは、仏教において聖域や理想の世界を指していて、その聖域とされる西を向いて拝むのは、浄土を向いてお参りすることと同じと考えられるようになったそうです。
お彼岸には、仏壇・仏具・お墓参りの掃除やお供え物をしての供養があります。これは日本独自の文化で仏教のルーツとされる中国やインドではこのような習慣はないそうです。
そこには、お盆や彼岸になればご先祖様がこの世にまた戻ってきてくださる。という日本古来の先祖崇拝の名残があるからでしょう。
今年のお彼岸は、9月20日(水)から9月26日(火)です。
お彼岸初日の9月20日(水)を彼岸入り
真ん中の9月23日(土・祝日)を中日
最終日の9月26日(火)を彼岸明け
と呼びます。
彼岸は、昼と夜の長さがほぼ同じで、太陽が真東から上り真西に沈む日と決まっていて、国立天文台において計算され毎年2月に翌年の彼岸の中日が決定されます。中日が春分の日、秋分の日となっていますので、毎年同じ日とならないことを念頭に置いておいたほうがよさそうです。
お彼岸はサンスクリット語のparamita(パラーピタ)が語源で、日本の波羅蜜多(はらみた)となります。はらみたの漢訳は至彼岸(とうひがん)になることから彼岸という言葉は、悟りの世界へと辿りつくという意味になります。
家族みんなでお墓参りなどを行い、ご先祖様へ日頃の感謝を伝える機会を作ってみてはいかがでしょうか。
福岡の樹木葬・墓じまい・永代供養は朝倉市のフォレストパークあさくらへ。
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